近年、ペアローンを利用して、住宅を購入される方が増えています。
ペアローンというのは、親子や、夫婦で、それぞれ住宅ローンを組み、自宅を共有名義にするというものです。
このようなペアローンの場合、住宅を残しながら、個人再生手続を行うことができるのでしょうか。
ペアローンと個人再生手続
ペアローンの場合でも、住宅を残しながら、個人再生手続を行うことが可能です。
ただし、その場合、親子又は夫婦の双方が個人再生の申立を行うことが必要となっています。
最後に
ペアローンの場合、親子又は夫婦の双方が個人再生の申立をしなければなりませんので、他方に秘密にしながら、個人再生を申し立てることができません。
また、双方が申立てることから、費用も多くかかることになります。